サーフィンと潮位の関係:潮が大きく引いているときは避ける。

時間が選べるなら、少しでも波が高い時間帯に行きたいわけですが、その時にすごく重要なのが潮位(潮が高いか低いか)。

簡単に言うと、すごく潮が引いている時は、波が低い傾向にあります。

月の引力で潮の満ち引きは生じますが、日々の潮位の高さは、月との距離とそこの地形によって日々異なっていて、潮汐表/潮見表で確認できます。
特に新月と満月の時(大潮)は、潮位が大きく下がります。つまり、干潮だからダメというわけではなく、干潮の程度問題です。もちろん、そこの地形によっても全然違います。
色々なポイントで何回かサーフィンしていると、潮位がある一定の高さを下回ると波が立たなくなる(その逆もあり)ポイントがあるので、同じところに何度も行って、体で実感するのがベストです。
ところで、潮位が大きく下がるとなぜ波が立たなくなるかというと、この基本原則があるから。

【 ブレイクするときの波の高さ:海面から海底までの深さ=3:4 】

水深が浅くなると波も低くなります。ただし、この原則にあてはまらないのがリーフのポイント。

決まったポイントで波が当たって少しずつ崩れるので、水深が浅くてもブレイクする場所があります。
ただし、この場合は、海底の地形を知っていて、かつ腕に自信がなければ、避けた方がベター。波に巻かれたときはリーフに叩きつけられることになります。岩だけじゃなく、岩の表面についている貝等がナイフのように鋭いことがあるので、とっても危険。
ちなみに、-1ftぐらいの干潮のときに綺麗なシェイプで割れる場所もあります。ここまで細かいことは、同じ場所に何度も通うか、そういう友達と知り合うしかないです。