サーフボードの補修方法:小さい傷やひび割れ

修理というより、小さい傷とかひび割れの補修方法です。
ものすごく小さな事なんですが、どんなことにもノウハウはあるもので、補修5回目にしてついに気づきました。
ヘラを使う!
補修剤のチューブから直接塗るのではなく、チューブからヘラにうつして、少しずつボードに塗ります。こんなことに気づかないなんて、なんてアホなんだろうと反省。
ヘラはなんでもいいです。普通の厚めの紙を小さく折ったものでも全然OK。

それまで、チューブから直接塗ってました。この方法だと、厚くなって、かつ少し流れてしまいます。飛び出た部分をカッターやハサミで切ると、そのときのショックで補修個所がすぐにはがれてしまいます。

その他の注意点。

・見た目大丈夫そうな小さなヒビでも、すぐに補修する。少しずつ水が入って、サーフボードが重くなります。
・補修前によく乾かす。あんまりよくないですが、一番早いのが、(もちろん直射日光は避けて)昼間に車の中に置いておくと、サーフボード内にたまった水が傷/ヒビから出てきます。そこにちり紙を張っておくと、水がより早く出てきます。
・エポキシ樹脂用と、ポリエステル樹脂用は、補修剤が違うので注意。間違ってつかうと溶けちゃうらしい。自分のサーフボードの樹脂がわからない場合は、サーフショップで見てもらいましょう。普通の人は見た目で判断できないです。樹脂の違いについては「新しいサーフボード買いました。(エポキシ樹脂についても少し)」を参照。
・エポキシ樹脂用の方が水っぽいので、ヘラを使わないとどうしても厚塗りしてしまいます。
・綺麗にやるのは難しいけど、平らにしたいときとか、マスキングテープとして使いたいときは、サランラップ(か厚めのビニール)が使えます。太陽に少しあててちょっと固まったときにとれば、綺麗にはがせます。
・できるだけ薄く平らに塗って、紙やすりで仕上げ。
・厚く塗ってしまったところを取り除くのに、カッターやハサミを使わない。ぱきっと全体がはがれてしまう。
・(少なくとも私が使ってる補修剤は)紫外線で乾くので、よく晴れた日にやる。説明書に、曇りの日でも大丈夫と書いてますが、強い紫外線で短時間で乾燥させないと、強度が落ちてはがれやすくなります。
・サーフボードは堅いものにあてるとすぐにヒビが入ります。特にテール部分をコンクリートの地面にこつっとやりやすいので、駐車場で車からボードをおろすとき等は要注意。