パドリングのコツ:naki式と田地式

naki式は、nakisurf船木さんの方法によるパドリング。naki式はドジ式(ドジ井坂さんの方法)と対比されることが多いのですが、私はドジ式は詳しくないので、ここでは私が実践している田地式(田地悠平さんの方法)と対比します。

私が調べた限り、naki式の解説はこちら。
http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/2113
http://nakisurf.blog.shinobi.jp/Entry/848/
http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/6400

田地式については、
パドリングのコツ:初心者から中級者まで
パドリングのコツ:スカーリング
に詳しく書きました。
一般的にサーフィン教本で教えているパドルは、田地式と基本同じですが、田地式は解説が非常に詳しい、というか、パドルのメカニズムの解明にチャレンジしています。

私がnaki式を正しく理解して正確に実践できているのか、というのは自分でも大いに疑問なのですが、それはさておき、
簡単にまとめると、naki式と田地式の違いは以下の通り。

速さ:naki式の方が速い。
パワーをかける場所:naki式は後ろでかく、田地式は前でかく。
水の抵抗を受ける場所:naki式は手のひら+腕全体。田地式は手のひら。
背中の反り:naki式はあんまり反らない。田地式はできるだけ反る。
肘:naki式は伸ばす、曲げない。田地式は普通に曲げる。

私はどちらを実践しているかというと、基本は田地式ですが、テイクオフの時はnaki式にちょっと近づきます。
naki式は、背中にすごい負担がかかるのはともかく、水をキャッチするのが難しい。キャッチした水の塊りが手のひらから逃げていく感じ。田地式の方が確実にキャッチできます。
私のパドルフォームは完全にはまだ固まってはいないですが、
キャッチが一番大事だ
というところに今のところ行きついているので、田地式を実践しています。
ただし、テイクオフの時は、キャッチを確実にしながらも、手をかなり深く入れて、前からお腹のあたりまでかいてます。