サーフィンをやってみたい人は多いのに、実際にはじめる人はなぜ少ないのか。

イメージの良さもあって、かなりの人は一度はサーフィンしてみたいんじゃないでしょうか。
しかし、実際にトライしてみる人はほとんどいません。実際、サンディエゴに語学留学しにきた学生の殆どが一回もサーフィンをしないで帰国します(僕はサーフィンするために無職になって来ているというのに!)。

理由は二つ。
・一番最初は、それなりの経験者が一緒じゃないと無理。
・サーフィンを教えるのは1時間以上つきっきりのマンツーマンになるから。

どうしてつきっきりになるのかというと、小さい波でも、ちゃんとやり方を体で覚えないとボードがひっくり返って自分の顔がひっぱたかれるし、周りの人にあたることもあるので、それなりに危険。だから、一緒に手とり足とり教えないといけないといけません。

自分もサーフィンしながら教える、というのは、はじめての人が相手だと無理です。盗まれるのでボードを岸に置くことができないし、普通、ウェットスーツ等の予備も初心者用ボードも持っていないので、レンタルすることになりますが、このレンタル屋がたいてい朝10時からです。多くのサーファーは朝イチでサーフィンします。つまり、初心者を教えようとすると、いつもの自分のサーフィンのついでに教えるというのではなく、完全に教えることに専念することになります。

だから、「今度教えてあげるよ〜」と気軽に言ってくれるサーファーがあんまりいないわけですね。
それでも、基本、サーフィンLOVE=サーフィンLOVEが増えると嬉しい、なので、しつこくお願いすると教えてくれると思います。

どうせ一式レンタルしなきゃいけないし、当然教えるのもうまいので、サーフィンスクールに通うのがベストで、そんなに費用もかからないんですが、やっぱりお金払ってスクール、となるとはじめての人にはハードルが高いみたい。
逆に言うと、ちょっと背中を押してあげるマーケティングができれば、潜在市場の大きなビジネスでもあります。