サンディエゴと水資源と在来植物

サンディエゴの水道水の9割は遠く北方にあるコロラド川から引いた水です。
緑豊かな常夏のイメージは人工的なもので、実は非常に環境負荷が高い地域です。
ちょっと内陸に入るとすぐにわかりますが、サンディエゴはもともと荒れ地。
もともとはこんな感じ。

現在、このコロラド川からの取水ポンプによって絶滅危惧種の魚が減少しているという理由で、取水制限が行われ、水コストが大幅にあがっています。
今後、サンディエゴの景観は変わっていくはず。
簡単に言うと、緑が減って、かつ、植物の種類が在来種に切り替わっていきます。より自然な状態に戻るわけですね。
尚、サンディエゴで夏に枯れて冬に生えてくる植物があったら、在来種です。気温が高く雨が殆ど降らない夏を乗り切るために在来種は休眠します。